6月21日は「父の日」ですね。
「父の日」はどのようないきさつで生まれたのでしょうか?
話は、「母の日」が誕生した翌年の 1909 年までさかのぼります。アメリカ・ワシントン州に住むソノラ・スマート・ドット夫人は「母の日があるのに父の日がないのはおかしい!」と疑問をいだき、父の誕生日月である 6 月に、教会の牧師に礼拝を頼んだことがきっかけで「父の日」制定に向けた運動を開始しました。
ドット夫人の母は、父が南北戦争に出征したときの苦労がたたり、
6 人の子供を残して亡くなっていました。
父はその後再婚することなく、働き通しで子供達を育て上げました。
そんな感謝の気持ちが当時のウィルソン大統領を動かし、1916 年に「父の日」が認知され1972 年に国民の祝日となりました。
母の日の花がカーネーションなのに対して、父の日の花がバラなのは、
ソノラ・スマート・ドット夫人が父の日に父親の墓前に白いバラを供えたからだとされているそうです。
とても感慨深いお話でした。
「父の日」のお花はバラだったのですね・・・。