本日7月6日は七夕前日ということで、七夕について色々調べてみました!
《七夕に笹を飾る理由》
七夕には笹に短冊や飾りをつるしますが、そもそもなぜ笹に飾るのか? その由来は明確にはされていませんが、笹は日本では古くから「神聖なもの」とされていること、また笹の葉には抗菌作用があることから、笹の葉にお供え物を置いたりと神事によく使われていること、また笹は天に向かって真っすぐ伸びることなどから、七夕の行事にも神聖な笹が使われたのではないかと言われています。
《七夕の短冊が5色である意味》
七夕に願いを書く短冊は、「赤」「青」「黄」「白」「黒(紫)」の5色を使うのが一般的ですが、なぜこの5色なのか、この色にも意味があるそうです。この5色は中国の陰陽五行説によるもので、それぞれの色とそこに込められている意味を見てみよう。
赤→親や祖先など目上の人を大切にすること 青(緑)→人を思いやること 黄→人を信じて愛すること 白→約束ごとを守ること 黒(紫)→優れた知識を持つこと
短冊の色にもちゃんと意味があったんですね〜!子どもの頃は好きな色で書いていました。みなさんもそうだったのではないでしょうか?
《織姫と彦星が1年に1度しか会えない理由》
七夕には、織姫と彦星が天の川で一年に一度出会う、というロマンチックなお話がありますが、「なんで一年に一回しか会わないんだろう」という疑問がまず浮かびますよね。もともとは中国から来た伝承によると、天の神様「天帝(てんてい)」には、「織女(しょくじょ)」(織姫)という娘がいたんだそうな。
真面目に毎日ひたすら機(はた)を織る娘を見ていてかわいそうに思ったお父さんが、真面目に牛の世話をしていた青年「牽牛(けんぎゅう)」(彦星)と会わせ、二人は結婚することに。
ただ、真面目だった二人が結婚した途端にまったく働かなくなり、神様たちの服は作られなくなり、牛も世話をされずに痩せていったそうな。そんな二人をみた天帝が激怒!二人を天の川の両岸に引き離して会えなくしてしまったそうな。しかし二人の悲しみが大きすぎてやっぱり仕事が手につかなくなった二人のために、年に一度の7月7日だけ会うことを許したそうな。(居酒屋美食トリビアより)
恋愛に夢中で仕事に手がつかなくなるが原因なんて初めて知りました…面白いですね!
みなさんも季節ものの行事前日に調べてみては?