ハロウィン

印刷のモリシマ

2019年のハロウィンは10月31日木曜日

今回は皆様にハロウィーンについて少しご紹介します。

ハロウィンとは・・・・・

 毎年10月31日に行われる、古代ケルトを起源とする民間行事のひとつです。古代ケルトでは、この夜に悪霊や魔女などが出てくると信じられていました。そのため、悪さをする霊や魔女から身を守るために仮面を被ったり魔よけの焚き火などをしたと言われています。現在では宗教的な意味合いは薄れ、子供たちが精霊やお化けに仮装してお菓子を貰ったり、ホラーを楽しんだりするイベントとなり多くの国で親しまれています。

 アメリカやカナダではホームパーティーを開催して楽しむことも多く、近年日本でも多くの方が地域のハロウィンイベントに参加したり、ホームパーティーを開催する方も増え、注目が高まっています。ハロウィンに向けてお家をホラー風に装飾するのもイベントの醍醐味のひとつで、子供のいるご家庭では親子で一緒に飾り付けをして楽しみます。

ハロウィンとカボチャ(Jack-O’-Lanterns)

 ジャックオーランタンは直訳すると「ランタンのジャック」という意味で、アイルランドのジャックという名前の男の伝承が由来と言われています。
 その昔、ケチで乱暴者で人をだましてばかりいたジャックが、ハロウィンの夜に魂を取りに来た悪魔に遭遇します。ジャックは、悪魔を騙して10年間はジャックの魂を取らないことを約束させて追い払います。そして、10年後に再びあの悪魔が現れますが、またしてもうまく騙しジャックの魂を永遠に取らないと約束させて追い払います。
 その後に、ジャックは年をとって寿命で死んでしまいますが、生前ケチで乱暴者だったために、 天国に行くことが出来ませんでした。しかたなくジャックは、地獄の門を叩きます。そこにはあの悪魔がいました。ジャックは「地獄へ連れて行ってくれ」と悪魔にお願いしましたが、悪魔との約束から地獄に行くこともできませんでした。天国にも地獄にも行けないジャックは元の所に戻るように言われてしまいますが、行く先は真っ暗な闇が広がるばかり。ジャックは悪魔に明かりが欲しいと頼み、悪魔のお情けで地獄の火を一つもらいます。炎を運ぶランタンを持っていなかったジャックは、転がっていたカブをくりぬいてランタン代わりします。それを持ったジャックは、今も安住の地を探して現世をさまよっているといわれています。

 この伝承を元に、ハロウィンの日にカブでランタンを作る習慣ができたといいます。アメリカでは、カブにあまり親しみがなかった事から、代わりにカボチャでランタンが作られ、後に一般的になったようです。

今年は少し内容がわかったハロウィンで過ごしてみてください。

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